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本尊 薬師如来  前立 聖観世音善薩
和尚のペ-ジ  令和5年   令和3.4年はこちら
     林陽寺住職です。
 
今年もよろしくお願いします。
 私の友人が書いてくれたイラスト です。
            2023.10.26

        岐阜県仏教会令和5年本山巡り

  早朝より出発、秋の好天に恵まれ一路京都へ。最初の見学地は「どうする家康」の二条城。1603年(慶長8年)江戸幕府の初代家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城。将軍不在時の二条城は、江戸から派遣された武士によってよって守られていた。3代将軍家光の時代、御水尾天皇の行幸のため大規模な改修が行われ二の丸御殿にも狩野探山等の狩野派の障壁画が数多く加えられ、壮麗な城に天皇を迎えることで、江戸幕府の支配が安定したものであることを世に知らしめた。1867年(慶応3年)には、15代将軍義喜が「大政奉還」の意思を表明したことは日本史上あまりにも有名な事でした。本丸御殿(重要文化財)は現在非公開。二の丸御殿(国宝)はじめ唐門等400年の時を経た今も詢欄たる桃山文化の遺構を伝え、1994年(平成6年、ユネスコ世界遺産に登録されました。見学を終えた思ったことは中の設えは、素晴らしい一語につきますが、遺構の柱や板の調えは、現代の機械で削ったごとく調えられていたのには驚きました。当時は手斧で整えたと考えられますが、それはそれは素晴らしい手作りであった。  午後は、紅葉で有名な「みかえり阿弥陀」の永観堂を参拝。法然上人を宗祖に、証空上人を派祖にいただく、浄土宗西山禅林寺派の総本山、永観堂禅林寺は、はるか平安の昔から、称名念佛の根本道場として何弥陀さまの慈悲のこころを守り伝えているお寺です。境内すべて「もみじ」で埋め尽くされ、2週間もすれば多くの見学者で埋め尽くされるであろうと思って、門を後にした。京都は今、修学旅行や外国の方々が多く、かっての賑わいを取り戻していました。今年も無事、県仏教会主催の本山巡りの旅を終えることができました。(10月26日)









 
2023.06.27

岐阜市仏教会第6回県内珠玉の名刹巡り

今回は、槍ヶ岳開山で有名であり、信仰登山に生きた浄土宗の僧、播隆上人の足跡を尋ねて飛騨の寺院2ケ寺を訪問いたしました。播隆上人は、10代後半で越中の国河内を離れ京都などで修行を積んだ後、岐阜県の美濃や飛騨地方で布教活動をし、文政6年(1823)年に、長い間途絶えていた笠ケ岳の登山道を整備して再興。その頂上で、日の前に見えた槍ケ岳の開山を決心したという。その5年後、信徒ら多くの仲間と共に槍ケ岳を開山。槍の穂先に、登山者の安全を図って「善の綱」と呼ばれる縄を山頂付近に取り付けたことで知られる。さらに麓住人に積極的に念仏を広め、念仏講(念仏をとなえることを目的として集まった人々)を槍ヶ岳山頂へ導いたと伝えられる。
高山市の大雄寺は、山緒ある10の寺院が立ち並ぶ高山東山寺院群の中でも古い歴史を持つ浄土宗の寺で、天正14年(1586)、初代高山城主金森長近公によって現在の地に建てられた。豊臣秀古の命により飛騨地方を平定した長近公は高山城の建築と共に京都東山になぞらえて当寺を配置。江戸時代に入ると飛騨国の徳川家書提寺に制定され家康公の年身大の御位牌を祀ると共に三葵紋の使用を許可された。元禄年間に飛騨国は幕府直轄領となり郡代出入りの寺院として伽藍が整備された。大雄寺鐘楼堂は県指定文化財、飛騨地方最古の鐘楼。大雄寺山門は市指定文化財で市内唯一の楼門造りで、東山伽藍の代表的な建物である。播隆上人は、当寺の本尊様の開眼に訪れたとされている。
上宝の本覚寺は、釈迦如来を本尊とする臨済宗妙心寺派の寺院。飛騨地方の名族である江馬氏所縁の寺であり、播隆上人の笠ヶ岳再興に縁のある寺で再興に係る貴重な資料を多数保存している。また、飛騨で有名な農民一揆「大原騒動」の義民だつた本郷村善九郎と吉野村喜十郎を始め犠牲者全員を供養する「寒念仏供養塔」がある。訪問にあたり、秘蔵である資料を多数展観させて頂いた.


 




2023.06.15

栄叡大師顕彰法要が伊深正眼寺で山川老師を導師として開催されました。鑑真和上来日に尽力し、祖国を踏むことなく彼の地で病死した栄叡大師。美濃出身として先輩の方々が顕彰し始めて29回を迎えました。鑑真和上の来日は仏教のみならず文化全般にわたって礎を築いていただきました。毎年、正眼寺にお伺いし、老師が大切にされている本堂正面の珪化木の中に生えた「松の木」。今年も枯れることなく元気な様子でした。決して手を掛けてはいけないとの教えのもと大切にされています。化石の中に少しづつ根を張っていくのですね。





 
 
 
2023.06.14
福井

第67回名古屋矯正管区教誨師研修大会が福井駅前の県民ホ-ルで開催されました。福井県教誨師会の担当、いずれ又岐阜県の担当となります。大会テ-マ「新しい時代と共に」~教誨の歴史に学ぶ~と題し、どう収容者と共に歩んでゆくのかという課題を教誨の歴史を通して学びました。刑務所も「懲罰・懲戒」から「拘禁刑」の新設で「感化・教育」へと変わります。教誨師への期待もさらに高まる。とのお話しでした。

 

 
     
202023.06.12~14
京都
同期会

久し振りに京都に友が集まり語らいの一時を持ちました。大学の同期が「竹友寮」という屋根の下で暮らした半世紀前の思い出を・・・。梅雨空の京都でしたが、コロナも5類となり外国の方々も多く京都らしい風景でした。曹洞宗のお寺は市内には少ないですが、JRのポスタ-「そうだ京都へ行こう」で有名になった「源光庵」にお詣りし、風光に触れました。源光庵本堂には「悟りの窓」と名付けられた丸窓と「迷いの窓」という名の角窓があります。「悟りの窓の円型は「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現しています。迷いの窓の角型は「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表しています。」と説明されています。











 
     
2023.
05.25~26

南会津湯野上温泉

駒沢大学WV同期の会で南会津への旅。天然記念物の塔のへつりの景勝地。湯野上温泉に泊まり、翌日江戸時代の会津西街道(日光街道)の宿場町「大内宿」を散策、福島県を代表する観光地の1つで重要伝統的建造物群保存地区でもある。名物の「ねぎそば」を食べて楽しんだ。